イベリア調査1日目:カディス

少し前になってしまいましたが、11月のイベリア半島調査報告を少しずつアップしたいと思います。
今回はリスボンのトルレ・ド・トンボ文書館の清代漢文史料がメインの目的でしたが、セビーリャのインディアス文書館にも、中国・日本関係の史料が豊富にあるので、スペインのアンダルシア地方を旅程に入れました。

土曜日晩にマドリッドのバラハス空港へ到着し、翌日曜日はセビーリャへ移動し、そこからさらにスペインの大西洋貿易で栄えた港町カディスへ向かいました。
カディスはフェニキア人の遺跡が多く残っていることで有名ですが、さらにその上にローマ帝国、イスラーム諸王朝が文明を築き、少しモロッコに似た雰囲気のエキゾチックな街になっています。
あやしげなインターネット情報を頼りに、到着してから海事博物館を探したのですが、観光案内所でそういったものはないといわれ、カディスの町の博物館を目指すも、日曜日は午前中のみの開館で、我々が到着したときには、すでに扉が閉まっておりました。

ですが、カテドラルの塔を上ると最上階からキラキラと輝く大西洋が見渡せ、付属の博物館では、おそらく中南米産の銀を使った様々な聖器などを見ることができました。

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この丸いドーム型の教会は、やはりイスラーム文明の影響でしょうか。カディスは旧市街が要塞の中にある、まさに城塞都市です。古代から多くの勢力が占有をめぐって攻防に明け暮れたイベリア半島の重要な港町のひとつです。
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by mihokodesousa1 | 2010-12-20 16:39

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など