そうめんの歴史

先日、アレトリアという名の麺が、日本人を饗応するイエズス会のマニュアルに登場する話を書きましたが。
これは『日本イエズス会礼法指針』では、「そうめん」と訳されていることに気づきました。
確かに、形状も素材も似ています。わざわざアレトリア製作の技術を輸入しなくても、日本にはすでに似たものがあったということですね。
記述では、「そうめん」は「饅頭」とほぼセットになって出てきます。ということは、「そうめん」は現在と異なり、お菓子のようなものであったのでしょうか。現在は、そうめんといえば、出汁をベースにした「つゆ」でいただくのが普通ですが。
考えてみると、出汁は日本料理の基本といわれますが、いつ頃から、あらゆる日本料理に出汁が使われるようになったのか、インターネットで調べたところ、本格的に普及したのは江戸時代のようです。
ということは、それまでの日本料理の味付けは、味噌・塩・しょうゆだけであったと思われ、あまり美味しいものではなかったのかもしれません。
離乳食をさんざんつくってきましたが、出汁だけでも、うまみ成分のおかげでけっこうおいしく作れました。逆に出汁がないと素材で勝負となるわけで、これをおいしくするのは、なかなか難しい。
室町時代から江戸時代の初頭にかけて、そうめんがどのように食べられていたのか、気になるところです。
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by mihokodesousa1 | 2016-01-09 22:24

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など


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