南蛮漆器シンポジウム

先週末の報告では、「世界図屏風」について、先行研究も含めたベーシックな内容を海外の研究者の方々に聞いていただき、討論などをもとに自分の中での問題意識も刷新できたので、新たな目標をもって、取り組むことができそうです。
子育ても落ち着いてくると思う(願望!)数年後には、「南蛮文化」について、様々な専門(文献というより、マテリアルそのものの)研究をなさっている方を集めて、日本の歴史・文化における「南蛮」との接触を再評価する共同研究を実現したいと思っています。
必要な時に必要なお金が取れるように、自分の研究実績、ネットワークも蓄えておきたいと思います。
最近は美術・工芸の研究者の方々とのご縁もかなりできつつあるところで、こんなシンポジウムです。

東京文化財研究所主催
公開研究会「南蛮漆器の多源性を探る」 参加申し込みは直接東京文化財研究所のサイトから。

プログラム:
3月4日(土)
(開場:10時)
◎セクションⅠ:問題点の所在と設定
 10:35―11:15 小林 公治(東京文化財研究所)
 「南蛮漆器の多源性を探る 問題点の把握と提起」
◎セクションⅡ:南蛮漆器をめぐる歴史的・地理的背景
 11:15―11:55 岡 美穂子氏(東京大学史料編纂所)
 「ポルトガル古文献に見る南蛮漆器に関わるモノの記録
  -ガルシア・ダ・オルタ『インド薬草・薬物対話集』(1563)を中心に」
 13:30―14:10 宮里 正子氏(浦添市美術館)
 「古琉球期の漆文化~大交易時代にみえる漆芸について~」
 14:10―14:40 小林 公治・吉田 邦夫氏(東京大学総合研究博物館)
 「南蛮漆器の制作年代」
◎セクションⅢ:南蛮漆器の素材と技術
 (1)漆・接着剤
 15:00―15:40 本多 貴之氏(明治大学理工学部)
 「南蛮漆器に使われた漆・接着剤」
 15:40―16:20 吉田 邦夫氏(東京大学総合研究博物館)
 「Sr同位体分析による南蛮漆器の漆産地」(仮題)
 (2)木材
 16:20―17:00 能城 修一氏(森林総合研究所)
 「南蛮漆器に使われた木材」

3月5日(日)
 (3)貝・「鮫」皮
 10:35―11:15 黒住 耐二氏(千葉県立中央博物館)
 「南蛮漆器に用いられた貝類に関する予察」
 11:15―12:05クリスティヌ・グーテ氏(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)
 「16世紀後半から17世紀前半の日本漆器に使われた「鮫」皮」
◎セクションⅣ:南蛮漆器の伝統性と外来性、影響と広がり
 13:20―14:00 末兼 俊彦氏(東京国立博物館)
 「17世紀における日本系金具について」
 14:00―14:50ウルリケ・ケルバー氏(エヴォラ大学)
 「南蛮漆器と密接な関係を持つ、インドおよび中国製のポルトガル・アジア様式漆塗り調度類」
 14:50―15:30神谷 嘉美氏(東京都立産業技術研究センター)
 「南蛮漆器を彩る金色線の形状と材質」(仮題)
◎セクションⅤ:総合討論
 15:50―16:55 総合討論(質疑応答・コメント)
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by mihokodesousa1 | 2017-01-29 22:12

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など


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