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ICAS8

6月末にあるマカオでのICAS8に参加します。
もし参加予定の方がいらしたら、ぜひ6月25日のパネルセッションを覗いてみてください。ちなみにソウザ氏は諸事情により不参加です。
私は前日の夜中に香港入り、翌日会議に参加して、その日のうちに香港の深夜便で帰国します。
保育園の送迎のことを考えて、早めにベビーシッターに馴らそうと何回か週末に頼みましたが、朝起きたときにシッターさんと二人きりというのは、やっぱり無理かなということで、実家から母に来てもらうことにしました。
母だって、それほど頻繁に会っているわけではないから、子どもにとってはシッターさんと変わりないのですが、しいて言えば、私が多少安心できるのと、ちゃんとしたご飯を用意してもらえそうという点で、そうすることに。しかし9月、11月に入っているヨーロッパ出張は、それぞれ1週間ほどなので、実家から来てもらうのは無理です。それまでには、やっぱり馴らしでシッターさんをお願いする予定ですが、今までの感触では、シッター会社からの派遣だからといって、みながプロ意識があるわけではないということ。
携帯メール返信のために別の部屋にいく人もいて、驚いた。

Panel 139: The Development and Reorganization of East Asian Commercial Networks in the XVI Century - An Analysis of Kinship and Regional Bond

Convenor: Mihoko Oka (University of Tokyo)
Discussant: Francois Gipouloux (Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales)
- Toshio Kage (Niihama National College of Technology), "Nakaya Soetsu: A Trading Merchant in the Warring States Period in Bungo, Japan"
- Makoto Okamoto (University of Tokyo), "The Hibiya Family and the Japan-China Trade in the Mid-sixteenth Century"
- Gakusho Nakajima (Kyushu University), "The Folangji Bring Folangji: Smuggling Trade and Transmission of Western Style Firearms in Maritime East Asia in the 1540s"
- Takeshi Yamazaki (Kyoto University), "The Revival of Malacca?: Malacca and Folangji in Chinese Perspective"
- Lucio De Sousa (University of Evora; Foundation for Science and Technology, Portugal), "Fom Slave Traders to Silk traders - The Jewish Experience in China in the Early Modern Period"
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by mihokodesousa1 | 2013-05-31 22:45

原稿の締め切り

昨日、担当出版物を印刷屋さんに入稿。
そして、漠然と意識の中で、ここ数か月一番大きな負担だったI書店100周年記念企画の論文を、本日、編集部に送付。死闘を尽くした感がなく、編者の先生からのコメントを恐々と待つ。

去年あるいは一昨年に編集者の手に渡したけど、刊行されていない論文集の論考が4本。もしかすると記憶のないものでもっとあるかも。
一本は昨年の夏が締め切りで、まだ初校出ていないけど、出版社のサイトに広告が出ているのを発見。
大丈夫なのだろうか。
ほかは他の執筆者の原稿が揃っていない模様・・・。
編集者さんは、書店によって色々個性が違いますが、I書店は基本的に「プロですっ!」という感じの方が多い。そして原稿の督促文面は怖い。今までの経験では、若輩者なので「お待たせいたしまして、申し訳ございません」という感じであせって出すけど、結局偉い先生が限りなく遅れるので、初校出るのはずっと先のこと。
ほかはそうでもないし、1か月くらいなら督促も来ないところも。

明後日は一昨年に提出したのに、今頃になって「原稿調整」と言われた人類学系の論文を仕上げる予定。
1週間のうちに、入稿が3つあったことになりますね。
まさに泥縄とはこのことか。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-28 23:11

読書感想

『日本人のための世界史入門』、途中まで読んでの感想。

威勢の良い「序言」で、内容も期待していたのですが、ちょっと拍子抜け感。序言でメジャーな世界史を知らずして、マイナーな世界史を教えてもしょうがない、ということが書かれてあったのは、本の内容の伏線だったんですね。
比較文学が専門なだけに、ところどころに散りばめられている文学に関する部分は、面白いけど。
いっそのこと「文学からみる世界史」的な内容で、ある地域・時代の代表的な文学作品をとりあげて、そのバックグラウンドなどから切り込めば、オリジナルな内容になったのではないかと感じました。

同じく日経新聞で4位になっていた『新しい世界史へ―地球市民のための構想』は、産後の病室で読んでいて、「はやくここから脱出して、仕事したい!」と思うほど刺激を受けました。グループのボスなので、ヨイショと思われそうですが、このセンセのアイデアの斬新さは、やっぱり天性のものだと思います。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-21 11:07

時差はあるけど新発見

先日、「新発見」ではないと書きましたが、その点だけクローズアップしたツイッターを諸所で見かけたので、ひとこと。なんだかバカバカしいけど。

史料は誰かの情報に拠ったものではなく、ソウザ氏が文書館にこもって、異端審問記録を片っ端から読んで、探し当てたもの。分析や裏付けは共同研究です。
「新発見ではない」としたのは、ここ数日のうちに発見したものではないという意味。膨大な枚数の史料分析にだって時間かかるのですから。そもそも記事だって、そういうニュアンスで書かれていないし、各表現の裏付けとるのにも1か月以上記者の方とやり取りしました。
メディアにのせるために研究しているわけではありません。たまたま、そのような史料があるという話をしていたら、「それは稀少な内容だから、発表しましょう」ということになっただけのこと。研究者なら理解できて当然だと思うのですが。
意図的に、「新発見ではない」という部分だけをツイートしている人のなかには、知っている人もいて、幻滅。

今日は7月までのイベントの告知を含めて書きすぎたので、しばらくブログは開かないことにします。当分のあいだ、締切過ぎている原稿と保育園PTAに専念。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-17 00:28

信長塾

岐阜市歴史博物館主催の「信長塾」での講演のご案内です。
東洋文庫での講演の翌週です。

日時 平成25年7月13日(土)  14時~16時

場所 岐阜市歴史博物館 1階講堂

演題「フランシスコ・カブラルの書簡に見る岐阜と信長」

この3月に『岐阜市歴史博物館研究紀要』第21号で発表した史料を中心に、信長とキリスト教布教の関係についてお話します。

詳細・申し込み等は同博物館まで、お問い合わせください。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-16 15:24

東洋文庫

次の企画に関連して、講演会があります。

東洋文庫ミュージアム 現在の企画展示
マリーアントワネットと東洋の貴婦人
~キリスト教文化をつうじた東西の出会い~
2013年3月20日(水)~2013年7月28日まで(日)

詳細はこちら。
東洋文庫HP
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by mihokodesousa1 | 2013-05-16 15:15

長崎新聞

5月3日の長崎新聞の方で、研究を取り上げていただきました。
「かくれキリシタン再考」という8回のシリーズのうち、第三回分です。

このあいだ、世界遺産関連のニュースで、富士山と鎌倉、明暗が分かれておりましたね。
長崎教会群の方も今後ふんばりどころですね。
しかし石見の人たちによると、最初の数年は観光客も増えるけど、、、ということなので、世界遺産になってからその後の努力も大事なようです。

最近報道されている「日本遺産」。いまいちメリットが分からない。しかも名前がパロディっぽくて、発案者のセンスが・・・。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-16 13:44

日本経済新聞

「親子でも気軽に読める世界史の本ランキング」のコメントが電子版でも読めるようです。
日本経済新聞 土曜版 

こちら

サラディナーサ、とりあげてもらえなかった・・・。

ここで挙がっている「日本人のための世界史入門」、今読んでます。
「序言」がかなり良いと思う。私もはっきりと自分の思っていることを、こんな風に言ってみたい。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-16 13:33

The Japan News

英字新聞の方に、政治・経済のニュースを押しのけて、一面トップに掲載されていました。
The Japan News

新聞のネット版はすぐに見られなくなってしまうので、備忘録的に記事を貼り付けておこうと思ったのですが、セキュリティが高くて全文アップできません。あきらめて冒頭の部分だけ。
ちなみにソウザ氏のエヴォラ大学での肩書は、Integrated Researcher/Post-doctoral Fellowですが、日本で「ポスドク研究員」という正式呼称はあまり見かけないので、学振と同じ特別研究員にしておいたら、そのままspecial researcherというなじみのない訳語になってしまいました。

本人のサイトがあれば良いのですが、怪しい人と思われないように、一応研究員紹介サイトをアップしておきます。

NICPRI


以下引用

A rare document has been found that records the transport of Japanese people to Mexico as slaves in the late 16th century, the first documentation of Japanese people crossing the Pacific Ocean.
Lucio de Sousa, a special researcher at University of Evora in Portugal, and Mihoko Oka, an assistant professor at the Historiographical Institute, University of Tokyo, discovered the information among Inquisition records stored at the General Archives of the Nation in Mexico.
Their findings are scheduled to be published abroad soon.
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by mihokodesousa1 | 2013-05-14 11:34

読売新聞

日頃の憂さ晴らし的に、まったく職業研究者としての自覚がないまま、独り言をつづってきたブログですが、本日ここにたどり着いた読者の方は、いつもと違う方々なんでしょうねぇ。
読売新聞の夕刊に、大々的に記事が載っていましたね。
奴隷のことを先日のブログに書いたのは、本当にたまたまです。ポルトガル在住日本人の友人のブログを検索していて、「ポルトガル 日本」と入れたら「奴隷」という推測キーワードが出てきたので、反応してしまいました。ここで日々「奴隷史研究」のことをつづっているわけではありませんので、そのテーマが目当ての方には、すみません。

例の記事になった研究は、率直なところ、私の研究ではなく、ルシオ・デ・ソウザ氏のものであります。
すでに日本はじめ、彼はこの文書群を使って色々なところで研究成果は公開しているので、「新発見」のニュースではないのですが、記者さんが「一般には全く知られていないから」と、記事にしてくれました。
記事にする過程で、私も一緒に色々調べ、個人的には新たな発見はいくつもありましたが。

ソウザ氏はわりとこまめに論文も書いているタイプですが、今回のペレス一家とアジア人奴隷の話は単著にするそうで、出版社も決まっており、目下鋭意執筆中です。ただし、第一次出版はポルトガル語の予定。
でも近いうち(?)に日本語で出す共著の『南蛮貿易(仮題)』でかなり、リアルな奴隷貿易が描き出されると思います。

ちなみに彼の研究の主題は、奴隷貿易というより、セファルディム商人の世界貿易ネットワークで、奴隷に関する情報も、その史料研究の中から抽出しうるものです。
アルゼンチン・コルドバ所在の別の日本人奴隷に関する史料で、元の売主ディオゴ・ロペス・デ・リスボアも、有名な隠れユダヤ教徒でしたのよ(これは一応自分で調べた)。

ちなみにペレス一家とは関係のないソウザ氏の奴隷貿易論文は、若干一名分を除いて初校戻し済みの中島楽章編『南蛮・紅毛・唐人(仮題)』(思文閣出版)で本年中に刊行予定ですので、興味ある方はぜひご一読を。
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by mihokodesousa1 | 2013-05-14 00:03

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など


by mihokodesousa1
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