新刊紹介

奴隷の本の発売は、4月末を予定しております。まだゲラも出てない・・・。

その前に、まもなく鹿毛敏夫編『描かれたザビエルと戦国日本』(勉誠出版)が出版されます。
岸野久先生、木村三郎先生などのこの分野のパイオニア的方々の論考や拙稿も収載されております。

詳細はこちら

2年前の共同研究の成果です。最近分かってきたことですが、イエズス会に限らず、日本に来たヨーロッパ人宣教師は、スペインでもポルトガルでも北部出身者が多い気がします。そこにはバスク地方も含まれます。
この共同研究ではバスクを周ったのですが、その頃にはまだ気がついていなかったので、
なんとなくで漁村巡りとなってしまいました。料理もおいしく、良いところでした。
個人的には南スペインの海と気楽な感じが好きです。
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# by mihokodesousa1 | 2016-12-21 22:48

上海で講演、マカオで新聞インタビュー

先週、上海の復旦大学文史研究院からご招待いただき、講演してまいりました。
タイトルは「飲食文化史」。夏の東文研セミナーの使いまわしです…。
担当の先生から「10人くらい来てたらOK」と言われたのですが、実際には50人近くの学生さんが来てくれました。さすが中国!「飲食」の話には人が集まるのですね。
中国ともゆかりの深い福砂屋さんの紹介から始まり、日本に南蛮文化が根付いていく過程を説明させていただきました。

帰国するとマカオの新聞社から「『沈黙』の映画化について」のインタビュー申し込みが入っていました。私がブログでイチャモンつけているのが、すでに国際的に広まっているのか?

この1か月で、天正少年と支倉使節、別々の取材が三件もあり、南蛮分野では圧倒的にメジャーなテーマだけに、私に取材しなくても、たくさん本が出てますけど、とは思いますが、一応丁寧に対応させていただきました。来年は上半期だけでもかなりの数の講演のご依頼をいただいております。ほとんどがキリシタン関係ではなく、南蛮貿易関係であることを考えると、南蛮貿易の分野も疎かにせずに、「アタシの守備範囲」として、テリトリーを固めておきたいと思います。
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# by mihokodesousa1 | 2016-12-12 22:52

名著で読む世界史

ずいぶんと前に、原稿を入れて、その後どうなったかなーと、たまに思い出していた『名著で読む世界史120』(山川出版社 1800円)が刊行されました。
私はトメ・ピレスを担当させていただきました。

ささっと目を通しただけですが、世界史の重要なポイントを、基本文献の解説からよみとく、なかなかの良書です。自分が普段知らない地域や時代のことも、この本なら手軽に知ることができそうです。
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# by mihokodesousa1 | 2016-12-01 22:43

映画『沈黙』について

ハリウッド映画『沈黙』がついにロードショーにこぎつけるということで、すでに日本では宣伝が喧しい状態です。
自分の授業では、まだ篠田版を使っています。原作にはない、ソフトエロなシーンがやや(というか結構)入っているので、そこは早送りにしますが、基本的にはセリフも、原作に忠実だと思います。
素人さん?かと思うロドリゴ役の俳優も、丹波哲郎の中途半端な外国人特殊メイクも、最初はものすごい違和感でしたが、何度も見ていると慣れてくる感じです。キチジロー役のマコ岩松が、個人的にはとても良いと思います。

さて、ハリウッド版トレイラーを見た限りの感想。やはり日本人監督の作品ではないことが、ほんのわずかなシーンの描写でもわかりました。とくに「キリシタンの群衆」に、切実さがなさすぎて、ツライ。まさにただの「群衆」。
主役はヨーロッパ人の宣教師だから、こうなってしまうというのは分かるのですが、原作の大きなテーマは、ヨーロッパ人宣教師個人の内面的な葛藤だけではなく、日本のキリシタンの本質と、ヨーロッパ人宣教師が「理想」化していた、日本のキリスト教状況との、激しいイメージ・本質落差であったりすると思うので、そこがほとんど描ききれていないように、「トレイラー」では見受けられました。

第二次世界大戦の日本軍と欧米人捕虜を描いたこれまでのハリウッド映画に、似た感じの作りなのでは?という印象です。また日本人の残虐指向が世界的に強調されてしまうかも。確かにこの時代の拷問は、想像を絶する残酷さですが。
本編が素晴らしい出来だったら、申し訳ありません・・・。あまりに期待が大きい分、本編の評価がある程度出て、心の準備ができてからしか見たくない、と思っています。DVD鑑賞になるかも・・・。
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# by mihokodesousa1 | 2016-11-29 11:45

近況報告

この10月からは、てんびん座の12年に一度のラッキー・イヤーということに関係あるのかわかりませんが、身辺が目まぐるしく色々と動いております。いうなれば、お座敷のお声がかりが、なかなか凄い状態です。というわけで、着物も新しく入手しました。

報告:とりあえず本日午前、『大航海時代の日本人奴隷(仮)』を、脱稿いたしました。

それから本日の午後は、NHKのディレクターさんと3時間の打ち合わせ。NHKのディレクターさんは、本当に研究熱心な方が多いですね。

そして、歴史研究者としてそのシリーズで執筆するのは、もう全世界的にみても奇跡的にすごい!という海外のシリーズから執筆の声をかけていただきました。今でも信じられない・・・。

ほかにもいろいろな凄いことが、この1か月で一気にやってきて、なかなか一つ一つの余韻に浸っている暇がないという状態です。

そして11月1日に、ついに「助教」ではなくなりました。この微妙な単語については、すでにここで所見を書いたことがあります。
「しょせん助教」「まだ助教」「万年助教」「助教のくせに」「え!助教?」「講演会の主催者:助教授って呼んだ方がいいですか?」
まぁ、色々言われてきたわけですが。とりあえず職位に恥じぬよう、精進してまいります。
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# by mihokodesousa1 | 2016-11-10 00:10

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など


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