近況報告

この10月からは、てんびん座の12年に一度のラッキー・イヤーということに関係あるのかわかりませんが、身辺が目まぐるしく色々と動いております。いうなれば、お座敷のお声がかりが、なかなか凄い状態です。というわけで、着物も新しく入手しました。

報告:とりあえず本日午前、『大航海時代の日本人奴隷(仮)』を、脱稿いたしました。

それから本日の午後は、NHKのディレクターさんと3時間の打ち合わせ。NHKのディレクターさんは、本当に研究熱心な方が多いですね。

そして、歴史研究者としてそのシリーズで執筆するのは、もう全世界的にみても奇跡的にすごい!という海外のシリーズから執筆の声をかけていただきました。今でも信じられない・・・。

ほかにもいろいろな凄いことが、この1か月で一気にやってきて、なかなか一つ一つの余韻に浸っている暇がないという状態です。

そして11月1日に、ついに「助教」ではなくなりました。この微妙な単語については、すでにここで所見を書いたことがあります。
「しょせん助教」「まだ助教」「万年助教」「助教のくせに」「え!助教?」「講演会の主催者:助教授って呼んだ方がいいですか?」
まぁ、色々言われてきたわけですが。とりあえず職位に恥じぬよう、精進してまいります。
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# by mihokodesousa1 | 2016-11-10 00:10

日本宗教史と世界史をつなぐ

日本学術振興会研究拠点形成事業
新しい世界史/グローバル・ヒストリー共同研究拠点の構築
GHCワークショップ「日本宗教史と世界を繋ぐ」

【企画の趣旨】
本ワークショップにおいては、世界史との連動性がこれまでほとんど語られてこなかった前近代の日本史、とくに宗教史の観点から、日本人の世界観や世界史像の形成に繋がるご研究を発表していただきます。
【日時】   2016年10月22日(土) 15時 ~ 18時
【場所】   東京大学東洋文化研究所3階大会議室
【講演者】
   上島 享(京都大学 文学部)「世界のなかでの日本中世史研究 ―近代の史学史と日本中世の位置―」
   伊藤 聡(茨城大学 人文学部)「日本中世の神話叙述における屈折―三国世界観のなかで」
【コメンテーター】
   守川 知子(東京大学文学部)
【企画・司会】
   岡 美穂子(東京大学史料編纂所)

詳しい内容情報は下記のリンクをご覧ください。こちらへ
http://coretocore.ioc.u-tokyo.ac.jp/events/2016/08/ghc.html

なお、このワークショップはオープンなものですが、配布資料等準備の関係で、
事前にご登録いただくことをお願いしております。

参加を希望される方は、 メールで登録してください。
宛先 GHC運営事務局 : ghc@ioc.u-tokyo.ac.jp
氏名、所属 をご連絡ください。
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# by mihokodesousa1 | 2016-10-14 23:12 | 学会報告

脇田晴子先生

私にとっては恩師の一人ともいえる、脇田晴子先生が急逝されました。子供がRSウイルスに感染して、保育園をお休み、自宅で面倒みている時だったので、一日遅れのヤフーニュースで知るという情けないことに。

家事をしているときに、よく脇田先生との会話を思い出します。
昔、お宅にお邪魔して、バリバリお料理もこなされているのを見て、「先生、研究と家事とどうやって両立なさっているんですか?」と伺うと、先生は「こうやって、鍋を洗ったりしていると、急にいいアイデアが思いつくことがある」とおっしゃったのを、私も洗い物をするたびに(ということは毎日)、思い出してしまうのです。
残念ながら、私の場合、鍋を洗って、良いアイデアが浮かぶことはないのですが。
つまり子持ちの女性研究者は、机に向かう時間がなくても、研究について考えることは可能である、という具体例を示してくださったのでしょうか。
学部の恩師の武田佐知子先生然り、子育てもちゃんとこなし、オシャレも怠らず、仕事ぶりも凄い、メチャクチャカッコイイ女性の歴史研究者の姿を、小さい大学ゆえにとても身近に感じて過ごせたことは、今の自分の在り方の重要な糧になっているのは確かです。
知識は後からでも文献で学ぶことができるのですが、生き方は、なるべく若い時に、お手本にしたい、こんな風になりたい、と思える人に出会うことができるかどうかで、随分と道筋が違ってくると思います。
その意味で、外大で日本史を勉強することになって、本当に幸運でした。


文化勲章のお祝い会で。お召は千總でお誂えの色留でした。めおと研究者としても理想ですね。
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いつもにこやかに、鷹揚な関西弁で、でも言うときはビシッと、お子様を三人も育てたとは信じられないくらいの業績をアクティブに創り出し、女性研究者としてのパイオニアの道を進んでこられた先生に、心からお疲れさまでしたと申し上げたいです。これからじっくりと時間をかけて、脇田先生の遺された作品を読み、自分の研究に生かしていきたいと思います。
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# by mihokodesousa1 | 2016-09-30 10:24

小論を書きました。

南蛮貿易とイエズス会の関係について、小論を寄稿した宝島のムック誌『日本史再検証:キリシタンとは何か』が発売された模様です。
執筆依頼から締め切りまで、1週間強と、なかなか凄い依頼でしたが。雑誌の編集というのは、こういうスピードで処理されていくんですね。
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# by mihokodesousa1 | 2016-07-26 14:37 | 研究業績

美術史シンポジウムご案内

無事、週末の民博での研究報告「日本:「新仏教」としてのキリスト教受容説は成立可能か(試論)」を終え、残すはあと1回の研究報告となりました。
今月は3回の報告・講演で、フラフラですが、8月はポルトガルでゆっくりさせていただきます。
私は美術史の研究者ではありませんが、キリシタン信仰の考察史料として絵画を使うことがあるので、このシンポジウムに参加させていただくことになりました。

Frames and Framings in a transdisciplinary perspective II
'Creating Worlds' in Classical Knowledge Systems
フレームの超域文化学Ⅱ 世界認識と古典知
              
日時:7月31日(日)15:30~20:00
場所:学習院大学百周年記念館小講

マホトカ・エヴァ (ライデン大学准教授)
風景画としてのパレルゴン:19世紀初期の印刷文化における自然の描写

アンドリュー・ワツキー(プリンストン大学教授)
フレームとしての茶湯―16世紀を中心に

板倉聖哲(東京大学教授)
フレームとしての屏風―唐時代屏風壁画に注目して

鈴木健一(学習院大学教授)
詩のことばにとってのフレーム

朴亨國(武蔵野美術大学教授)
インド文化圏における聖なる場(神域)の条件 - クメール遺跡を中心に

加須屋誠(奈良女子大学教授)
臨終行儀―現世と来世の境界をめぐって

長岡龍作(東北大学教授)
フレームとしての寺院空間と仏像

日時:8月1日(月)10:00~18:00
場所:学習院大学南3号館

佐野みどり(学習院大学教授)
基調講演

マサコ・ワタナベ(元メトロポリタン美術館学芸員)
幻の源氏物語絵巻に見る<当風>というフレーム

フランク・フェルテンズ(フリア美術館フェロー)
光琳と中世絵画の枠組み

岡美穂子(東京大学史料編纂所助教)
≪救済≫手段としてのキリシタン宗教画 ―現世利益と昇天への道―

藤原重雄(東京大学史料偏差所准教授)
「洛中洛外図屏風」成立の枠組み

高岸輝 (東京大学准教授)
日本中世絵画にみる風景観・国土観・世界観

メラニー・トレーデ(ハイデルベルク大学教授)
トランスカルチュラル出会いにおいてのフレーム:パースペクティーブに関する日中・欧の相互鑑賞


塚本麿充(東京大学准教授)
南宋宮廷における北宋宮廷コレクションの記憶―北宋宮廷文物と表具の再評価をめぐって―

レイチェル・サンダース(ハーバード大学美術館)
聖なる絵巻をつくる:中世絵巻における間テクスト性の力

メリッサ・マコーミック(ハーバード大学教授)
源氏絵の輝き:物語絵と世俗性の再考
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# by mihokodesousa1 | 2016-07-25 10:28

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など


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