在外研修

東大の「若手研究者の国際展開事業」プログラムというものに採択されました。そんなわけで、明後日から半年ほど在外研修に出かけます。このプログラムは昨年11月に学内公募が発表され、12月に締め切り、1月に採択発表、そして年度内に派遣開始、という、かなりメチャクチャなスケジュールでしたが、応募できるのは、勤務開始後「15年以内の人」限定でしたので、この3月で15年目が満了する私としては、翌年度にはチャンスはありません。なので思い切って、公募に申請しました。
行先は、リスボンですが、今回はリスボン新大学ではなく、いわゆるクラシカ(旧帝大みたいな意味)、リスボン大学の方になります。最近、リスボン新大学とはご縁が切れていて、リスボン大学の教授で、マカオ科学文化センター所長のルイス・フェリペ・バレト教授には、共同研究チームに入れていただくなどで、毎年お会いしているので、こちらにお願いしました。
16世紀以降のポルトガルと海外の関係史は、リスボン新大学のCHAMが有名ですが、やはりクラシカの方が伝統があって、重厚な研究をなさっている歴史の先生の数も多いようです。


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# by mihokodesousa1 | 2018-03-29 13:35

長女が卒園

帝王切開したての腹痛を抱えて、役所に保育園入園申込書を取りにいったという記憶が新しい長女の保育園生活ですが、このほど無事終わりました。その間、アクロバティックに3回引っ越ししたので、最初に生後3か月弱で入園した公立保育園とは違う保育園ですが、私立の認可保育園で、カリキュラムが幼稚園以上!という評判のところだったので、どんどん新しいことに挑戦したい年中・年長児にはとてもよかったと思います。あと、市町村の違いかもしれないけれど、土曜保育が、口頭で「今週土曜日、お願いします!」と伝えるだけっていうのが、公立の保育園と大違いでした。公立保育園だと、「土曜に働く理由書」みたいなものを、「上司のサイン付き」で提出しないといけなかったので、ほとんど利用する気になれませんでした。今の保育園に転園後も、ずっとそういう書類を求められるんだと思っていたので、今年になって1回利用しただけでしたが、何も提出を求められませんでした。しかも子供も、「土曜は人が少なくて、市販の美味しいおやつ(ふつうは手作りおやつ)が出るから、もっと行きたい!」という、土曜に預けたらご機嫌悪くされる、という想像とも全然違いました。土曜日に研究会や講演なども入りがちなので、研究者母には、公立よりも私立認可保育園の方が、メリットが大きいかもしれません。
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# by mihokodesousa1 | 2018-03-20 12:09

女性研究者の人生設計

すでに何度か書いてきたことですが、ちょっと思うところがあって、またこのテーマで書きます。
私にとって、学究の道を目指し始めた時に、もっとも身近にいらしたのが武田佐知子先生と脇田晴子先生だったので、研究者として生きることと、子供を育てることは、当たり前に両立できることだと思っていました。お二人とも、御伴侶は、今でいう「イクメン」だったと思いますが。女性が研究者を目指す場合、いつ結婚して、いつ子供を産めるの?という疑問からこのブログにたどり着く若い方が、わりと多いようなので、自分の経験を書いておきたいと思います。理系の場合は、研究生活も就職状況も文系とはかなり異なるので、文系の場合を対象に書いてみます。
まず、「頑張っても研究職につけないかもしれない」という将来への不安が根本にあって、すでに定収入のある会社員の方などと結婚する女子大学院生を何人か見てきましたが、その女性が本気で研究職を目指して、バリバリと研究活動に励む場合は、離婚で終わるケースが多いです。逆に、普通の家庭を築くことに重心を置き、周囲が必至で博士論文へ向けての研究活動をしているのを傍目に、子供を産んでしまった場合は、研究者として身を立てることができている例は極わずかになります。不可能ではありませんが、かなり険しい道です。ただ、自分の遺伝子を残し、明日の食糧の心配をしなくて良い暮らしは、生物としては「成功」しているので、それほど悲観する必要はありません。しかし、相手が会社員であれば、育児の負担は、ほぼワンオペになります。自分の実家の至近に住んで、育児はほぼ丸投げ、というのが可能ならば、それは防げるかもしれません。
現在、文系の助教や講師などの、博士号取得まもない、あるいは未満の人が就くことができるポストは激減しています。あっても任期付きがほとんどで、任期終了後に、無職あるいは非常勤講師になる例もたくさん見てきました。だから、伴侶がどういう人であれ、本当に研究を諦めたくないのであれば、出産前に博士号を取得、それを本にすることは、やっておくべきでしょう。目標は35歳くらいまでに。40歳前後になると、いったん就職した人が、より良い職場を求めて転職市場に出てくるので、教職経験のない人には、ある程度不利になります。なので非常勤講師の口があれば、必ず受けておきましょう。はっきり言って、子供が生まれたら、数年間は本を書く気力・体力が完全に奪われます。しかし単著さえ出していれば、子育てしながら無職、非常勤講師でも、ポストに就ける可能性は、単著のないオーバードクターの男性よりも、かなりあると言えます。今自分の周囲にいる、子持ち女性研究者を見ても、見た目は嫋やかでも、実は「猛者」が大半なので、甘い考えでは生き残っていけない世界なんだなぁと思う今日この頃です。



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# by mihokodesousa1 | 2018-01-30 21:50

隠岐の島の図書館

あることを検索していて、隠岐の島の図書館に、『大航海時代の日本人奴隷』があると分かり、なんか感動した。限られた予算で、こういう本を買ってくださることが、なんか嬉しい。
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# by mihokodesousa1 | 2018-01-29 15:16

本を頂戴しました。

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清涼院流水箸『純忠』WAVE出版を、出版社より献本いただきました。送られてきた理由は不明。
まぁ確かに、宗麟よりも影の薄い、なんか具体的なイメージに乏しい、「THEキリシタン大名」に焦点を当てた本は多くはないです。その意味では希少性があるかも?しかし、大河ドラマになっても、盛り上がらなさそうな、、、。
この方は、『ルイス・フロイス戦国記 ジャパゥン』もお出しになるのですね。松田毅一・川崎桃太翻訳の原作が普通に読んでも相当面白いだけに、歴史小説としてうまく再現できれば拍手喝采、反対なら酷評がつきそうです。
とりあえず、お礼状の代わりに、ここに画像を貼って、お礼とさせていただきます。ありがとうございました!

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# by mihokodesousa1 | 2018-01-24 15:38

南蛮貿易、大航海時代、マカオ、長崎など


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